黒マメ
- バイナリーオプションのトレンド系インジケーターって何?
- バイナリーオプションで使えるトレンド系インジケーターを教えて!
- 逆張りと順張りで使うトレンド系インジケーターを知りたい!
ナヤメル君
バイナリーオプションで安定した利益を上げていくためには、現在の相場の流れがどのように進んでいるか、これからどうなるのかについて、分析して予測をたてていかなければいけません。
そして相場の流れを見て予測を立てていくために必要になるのが、インジケーターなどのテクニカル指標になります。
しかしテクニカル指標と一言で言っても、「ローソク足・インジケーター・水平ライン…」と、かなり種類が豊富で、どのテクニカル指標をどのように使っていいか分からないという方も多くいらっしゃいます。
今回はテクニカル指標の1つである、「インジケーター」の中のトレンド系インジケーターに焦点を絞って解説していきます。
トレンド系インジケーターとは、後ほど詳しく解説しますが、ざっくりというと相場の流れ(トレンド)を読むためのテクニカル指標です。
そのトレンド系インジケーターについて、「トレンド系インジケーターとは?」から「どのような場面で使うか」など、基本的な知識から手法別に使えるインジケーターなど、トレンド系インジケーターについて解説していきます!
本記事を読むことでトレンド系インジケーターについて理解が深まり、日々のトレードの精度をさらに上げることができますので、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
バイナリーオプションには必須!トレンド系インジケーターとは?
バイナリーオプションで必要なトレンド系インジケーターとは、相場の流れを分析するためのインジケーターで、「トレンド追随型指標」や「トレンド追随型イジケーター」とも呼ばれます。
トレンド系インジケーターの代表として、移動平均線やボリンジャーバンド、パラボリックSARなどが挙げられます。
基本的にトレンド系インジケーターで分析できる相場の流れとは以下の3つです。
- 相場は上昇しているのか下落しているのか
- 相場の勢いは強いのか弱いのか
- 相場の勢いは始まったのか終わったのか
この「相場の流れ」というのを投資の世界では「トレンド」といい、相場が上昇中なら「上昇トレンド」、下落中なら「下降トレンド」と言います。
つまり言い換えるとトレンド系インジケーターは、
- トレンドの向き
- トレンドの強弱
- トレンドの発生と終息
を分析していくインジケーターになります。
基本的にトレンド系インジケーターは、トレンド相場で活躍するため、バイナリーオプションでは「順張り手法」に用いられます。
ただトレンド系インジケーターは、相場に対しての反応が遅いというデメリットがあるため、ほとんどの場合はオシレーターなどの反応が早いインジケーターと組み合わせて使用されます。
黒マメ
トレンド系インジケーターの多くはメインチャートに表示されるよ!
またトレンド系と一緒に使用されるオシレーターについて知りたい方は、下記の記事で詳しく解説しているからあわせて読んでね!

バイナリーオプションの順張り手法で使えるオシレーター3選
上記までで「トレンド系インジケーターは順張り手法で用いられる」ということについて理解できたかと思います。
では、バイナリーオプションの順張り手法に使えるトレンド系インジケーターを3つ紹介します!
- 移動平均線
- 一目均衡表
- ADX/DMI
では、それぞれどのようなインジケーターなのか見ていきましょう!
順張り手法で使えるトレンド系インジケーター①:移動平均線
順張り手法で使えるトレンド系インジケーターの1つ目は移動平均線です。
移動平均線は線の傾きから、トレンドの方向性やトレンドの強弱、トレンドの発生や転換などを判断するために用いられます。
移動平均線について知ってる方がほとんどだとは思いますが、移動平均線は世界中のトレーダーのほとんどが使っていると言っても、過言ではないくらい主要なインジケーターなんです。
バイナリーオプションに限らず投資においては必要不可欠なので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
基本的に移動平均線は1本だけで使用せず、長期移動平均線・中期移動平均線・短期移動平均線のように複数本組み合わせて使用していきます。
移動平均線のを見ることで、
- 移動平均線が右肩上がり → 上昇トレンド
- 移動平均線が右肩下がり → 下降トレンド
- 移動平均線が横ばいで収縮気味 → レンジ相場
このような相場の状況を判断することができます。
他にも移動平均線には、
- デッドクロス・ゴールデンクロス
- 抵抗帯・支持帯
- オーバーシュート
- パーフェクトオーダー
- エクスパンション
といった5つの使い方があり、それぞれ複数本の移動平均線を使って分析していきます。
黒マメ
今紹介した5つの詳しい使い方については、下記に貼ってある「移動平均線について」の記事で詳しく説明しているよ!
基本的にバイナリーオプションの順張り手法では、トレンドの方向性や強弱を見ていきますが、エントリーのサインとして利用するのであれば、下記のポイントでエントリーしていきます。
- HIGHエントリー:短期移動平均線が中期移動平均線を下から上にクロス(ゴールデンクロス)した後、短期または中期移動平均線が支持帯となって反発したポイント
- LOWエントリー:短期移動平均線が中期移動平均線を上から下にクロス(デッドデンクロス)した後、短期または中期移動平均線が抵抗帯となって反発したポイント
上記で説明した移動平均線の具体的な5つの使い方や、MT4での設定方法などは以下の記事で画像付きで解説しているので、あわせてご覧ください!

順張り手法で使えるトレンド系インジケーター②:一目均衡表
トレンド系のおすすめインジケーターの2つ目は、一目均衡表です。
一目均衡表は、「転換線」「基準線」「遅行スパン」「先行スパン1」「先行スパン2」の5種類の線があり、トレンドを予測することができます。
また、先行スパン1と先行スパン2の間が網目状になっており、雲と呼ばれています。
先行スパンによって形成される雲は、厚ければ厚いほど抵抗帯になりやすく、薄ければ薄いほど相場が突き抜けやすいです。
また、一目均衡表は雲とローソク足の位置関係に注目することで、簡単にトレンドの状況を知ることができます。
雲とローソク足の位置関係で知ることができるのは以下の3つです。
- ローソク足が雲の上にある → 上昇トレンド
- ローソク足が雲の下にある → 下降トレンド
- ローソク足が雲の中にある → 相場に迷いが生じているレンジ相場
また一目均衡表の雲を上抜けすることで「上昇トレンドへの転換」、下抜けすることで「下降トレンドへの転換」を予測することができます。
移動平均線同様、一目均衡表は基本的にバイナリーオプションの順張り手法において、トレンドの方向性や発生・転換を見ていきますが、エントリーのサインとして利用するのであれば、下記のポイントでエントリーしていきます。
- HIGHエントリー:一目均衡表の雲をローソク足が下から上に突き抜けた後、雲が支持帯となって反発したポイント
- LOWエントリー:一目均衡表の雲をローソク足が下から上に突き抜けた後、雲が支持帯となって反発したポイント
一目均衡表の具体的な使い方や導入方法については、以下の記事で画像付きで詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください!

順張り手法で使えるトレンド系インジケーター③:ADX/DMI
トレンド系おすすめインジケーターの3つ目は、ADX/DMIです。
ADX/DMIは、トレンドの方向性と強弱を3本の線で確認することができます。
ADX/DMIの3本の線はそれぞれ、
- +DI・・・価格の上昇を表す
- -DI・・・価格の下落を表す
- ADX・・・トレンドの強弱を表す
を表しています。
またADX/DMIの基本的な相場分析方法は以下の通りです。
- +DIが-DIの上のある・・・上昇トレンド
- -DIが+DIの上にある・・・下降トレンド
+DIと-DIのクロス時が、相場の反転を知らせるサインになっていて、以下のように相場の状況を判断することができます。
- +DIが-DIを下から上へ突き抜ける・・・下降トレンドから上昇トレンドへの転換
- +DIが-DIを上から下へ突き抜ける・・・上昇トレンドから下降トレンドへの転換
ADX/DMIはバイナリーオプションにおいて、エントリーサインとして利用するのではなく、トレンドの方向性や強弱を知るための補助的な使い方をします。
また、ADX/DMIの具体的な使い方や導入方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、下記の記事もあわせてご覧ください。

バイナリーオプションの逆張り手法で使えるトレンド系インジケーター3選
上記では一般的な順張り手法で使えるトレンド系インジケーターについて紹介しました。
ですが、トレンド系インジケーターは逆張り手法にも使えるものがあるんです!
逆張り手法でも使えるトレンド系インジケーターは下記の3つになります。
- ボリンジャーバンド
- エンベロープ
- パラボリックSAR
いずれのトレンド系インジケーターも、トレンドの方向性やトレンドの強弱を見ていくだけでなく、オシレーターを用いたエントリーサインの補助として使用していきます。
ですので、今回紹介するトレンド系インジケーターは逆張り手法の補助として活用してください!
逆張り手法で使えるトレンド系インジケーター①:ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドはトレンドの方向性や強弱を判断するために使用するだけでなく、ボリンジャーバンドの特徴から逆張り手法にも用いられることが多いです。
ボリンジャーバンドは移動平均線をもとに、標準偏差によって相場の収束率を表しています。
ボリンジャーバンドのバンド部分はこの標準偏差によって形成され、それぞれ
- 偏差1(±1シグマ) → 収束率68.3%
- 偏差2(±2シグマ) → 収束率95.5%
- 偏差3(±3シグマ) → 収束率99.7%
- 偏差4(±4シグマ) → 収束率99.9%
上記の確率で相場がバンド内に収まることを表しています。
一般的にボリンジャーバンドは偏差1(±1シグマ)から偏差3(±3シグマ)までが使用されます。
またここでいう収束率とはあくまで確率なので、絶対ではないことに注意しましょう。
ボリンジャーバンドは「相場は標準偏差内に収束する」という特徴から、ボリンジャーバンドのバンドタッチによる逆張りが有名です。
黒マメ
だけど僕はバンドタッチでの逆張りはおすすめしないよ!
ボリンジャーバンドのバンドタッチでは、相場にバンドウォークが発生した際に大きな損失を出しかねません。
そのためボリンジャーバンドを逆張りで使用する際は、オシレーターなどでエントリーポイントを見つけつつ、プラス根拠としてバンドタッチというような補助として使用しましょう。

逆張り手法で使えるトレンド系インジケーター②:エンベロープ
エンベロープとは、移動平均線からどれくらい価格が離れているかについて、上下一定に乖離させたバンドを用いた、相場の売られすぎや買われ過ぎを判断するトレンド系インジケーターです。
見た目がボリンジャーバンドと似ていますが、バンドの表示方法がそれぞれ違います。
ボリジャーバンドは移動平均線を基準に標準偏差でバンドが形成されるのに対して、エンベロープは移動平均線を基準に一定の幅分乖離させてバンドが形成されます。
そのためボリンジャーバンドでは価格の変動に応じて、バンドが広がったり収縮したりしますが、エンベロープは価格変動に関係なく一定の幅を保って推移していきます。
エンベロープは以下の計算式で算出されます。
- 上のバンド = 移動平均線の値 + 移動平均線の値 × %
- 下のバンド = 移動平均線の値 − 移動平均線の値 × %
取引する時間によって、期間やパーセンテージについては微調整する必要がありますが、基本的にはデフォルトの数値で問題ありません。
黒マメ
エンベロープについては詳しい解説記事を出すから楽しみにしててね!
エンベロープもオシレーターと組み合わせて使用することをおすすめしますが、バイナリーオプションのエントリーのサインとして利用するのであれば、下記のポイントでエントリーしていきます。
- HIGHエントリー:エンベロープが横ばいでレンジ相場の時、上バンドに触れてローソク足が反転したポイント
- LOWエントリー:エンベロープが横ばいでレンジ相場の時、下バンドに触れてローソク足が反転したポイント

逆張り手法で使えるトレンド系インジケーター③:パラボリックSAR
Parabolic SAR(パラボリックSAR)は、ドットをメインチャート上に表示させ、ドットとローソク足の位置関係からトレンドの方向性や転換を分析することができるトレンド系インジケーターです。
基本的にパラボリックSARでトレンドを分析する時は、
- 上昇トレンド → ドットはローソク足の上
- 下降トレンド → ドットはローソク足の上
- トレンド転換 → ドットの位置が転換
このように分析していきます。
しかしパラボリックSARを使用する際に気をつけなければいけない点は、ドットの位置が転換した後のドットの数です。
一般的にパラボリックSARのトレンド転換は、ドットが3つ表示されたら確定と判断されるため、ドットが1つや2つの時ではダマシにあう可能性が高くなります。
ただパラボリックSARは相場の転換がわかりやすいことから、トレンド転換を狙った逆張りに用いられることがよくあります。
バイナリーオプションでパラボリックSARを使ったエントリーポイントは下記になります。
- HIGHエントリー:パラボリックSARのドットが上から下に転換して、ドットが下のまま3つ目のドットが出現したポイント
- LOWエントリー:パラボリックSARのドットが下から上に転換して、ドットが上のまま3つ目のドットが出現したポイント
上記で説明したエントリーポイントについて、トレンド相場でも有効なポイントになりますが、基本的にはレンジ相場で何回も上がったり下がったりしているポイントが狙い目です。
また他のオシレーター系インジケーターなどと組み合わせて分析していくようにしましょう。

バイナリーオプションで使う前に知ろう!トレンド系インジケーターの注意点
トレンド系インジケーターを使う前に、注意しなければいけない点は「トレンド系インジケーターをメインのエントリーサインとしては使用しない」ということです。
今回いくつかエントリーポイントについて解説しましたが、基本的には他のエントリーサインと組み合わせて補助的な使い方をするようにしましょう。
またトレンド系インジケーターはダマシが少ないというメリットに対して、相場に対して反応が遅いというデメリットがあります。
そのためトレンド系インジケーターを使う場合は、トレンド系インジケーターと比べて相場に対して反応が早い、オシレーター系インジケーターと一緒に使うようにしましょう。
オシレーター系インジケーターについては、冒頭にも記載した「本当に使えるバイナリーオプションのオシレーター」について読んでいただければ、理解することができます。
バイナリーオプションで本当に使えるトレンド系インジケーターまとめ
今回は、本当に使えるバイナリーオプションのトレンド系インジケーターについて、トレンド系インジケーターとは何かから、手法別に使えるインジケーターを紹介しました!
今回の内容のまとめは下記になります。
- トレンド系インジケーターとは、トレンドの方向性、強弱、転換を判断するテクニカル指標
- 順張り手法で使えるトレンドは3つ。「移動平均線」「一目均衡表」「ADX/DMI」
- 逆張り手法で使えるトレンドは3つ。「ボリンジャーバンド」「エンベロープ」「パラボリックSAR」
- トレンド系インジケーターを使う時の注意点は「メインのエントリーサインには使用しないこと」
- トレンド系インジケーターは、オシレーターと組み合わせると「相場に対しての反応が遅い」というデメリットを打ち消せる
今回の記事を読んで、ぜひトレンド系インジケーターをMT4に表示してみてください!
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